その18 | ||||||
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8月19日に国民健康保険運営協議会が開かれました。 この協議会は、法律で設置が義務づけられている市長の諮問機関です。尼崎市の国民健康保険事業の内容を変えるときに開かれます。ただし、検討すべき議題がないと開くことができません。 公益代表の委員として メンバーは20人で、被保険者代表、療養担当者代表、公益代表、被用者保険代表の人たちで構成されています。 「被保険者代表」というのは、保険を使う人たちで、商店連盟や社会福祉協議会、農業委員会、中小企業労務協会、また阪神医療生協、尼崎民主商工会から委員を出しています。 「療養担当者代表」というのは、医師会、歯科医師会、薬剤師会の人たちです。 「公益代表」というのが市会議員です。 ◇ ◇ 今回は、市議会で新しい委員が決まったので、それを市長が委嘱するために開かれるのですが、どうも正式の議題はそれだけのようです。 ◇ ◇ 当日、「公益代表の人だけ、先に集まってください」というので、なんだろうと思っていくと、「運営協議会の会長は公益代表の人がやることになっています。事前に相談してください」というんです。 慣例では、議会の第1会派(一番人数が多い)がやることになっているそうです。12年前に日本共産党が第1党になったとき、松村議員が「会長をやった」といっていました。 今年の第1会派は公明党です。第2会派の新政会が副会長になります。 まあ、慣例ですし、ここで突っ張ることはないだろうと了承することにしました。 ところが今度は、私に「第3会派の共産党から会議の場で推薦の発表をしてください」というんです。どうするのかと思っていたら、ちゃんと原稿が用意してあるそうです。 議題は会長選出だけ 会議には「ハンコを持ってきてください」というので、ハンコをもって行くと受付で報酬が渡されます。ハンコは出欠と同時に、受け取りの意味もあるようです。報酬は市議団の共通経費に使うことにしています。 会議の最初は、辞令書の交付です。 白井市長が、新しく委員になった公益代表の一人ひとりに「辞令書」を手渡します。 次に市長のあいさつです。65歳未満の人の死亡は、尼崎は男性が県下で1番、女性は6番だそうです。市長から「国保が市民の健康に役立つよう力添えを」とお願いされました。 続いて、委員の紹介、当局職員の紹介です。 そして被保険者代表の仮議長でやっと議事が始まりました。 議事は会長の選出です。 打ち合わせどおり、私が「議長!」と手をあげて、会長、副会長の推薦の原稿を読み上げます。マイクがないので声を少し張上げました。あとで聞いたら、この会議は議会の委員会室を使うのですが、マイクが20人分もないので使えないそうです。 私の推薦が承認されて、議事はおしまいです。アッという間でした。 国保の制度を変更する必要がなく、諮問事項がない年は、このまま1年間、国保運協が開かれないこともあるそうです。 決算見込みの報告 この日は、議題とは別に、尼崎市の国民健康保険事業の概況と、昨年度(平成16年度)の決算見込みについての報告がされました。 昨年度は、3億3000万円の赤字で、2年連続して赤字となり、2年間で6億3600万円の赤字だそうです。国からの財政調整交付金が2億4000万円もへっています。2年連続して赤字になると、赤字解消計画を作らなくてはならないそうです。 国保会計へはかつて一般会計から10億円の繰り入れをしてきましたが、前の市長がゼロにしてしまい、白井さんが4億円まで復活しましたが、それでも赤字が出てしまったことになります。 報告とあわせて、赤字解消計画として、今年は1000万円、来年から4年間は毎年1億5600万円づつ解消していく計画がだされました。 問題はその財源です。私は、「いまでも国保料は高い。赤字分を国保料として被保険者に負わさないように努力を」と強く要望しました。 塩見議員は、「財源の目処がついたら改めて国保運協を開いて報告いてほしい」といっていましたが、運協は国保の制度の変更などの議題がないと開けないので、当局は「議題が出来て運協を開くことになったら報告する」とのことでした。 この日の会議はそれでおしまいです。議題がなければ、また来年ということになってしまいます。 (つづく) |
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