大輪朝顔の育て方
*以下の説明は、知り合いの大阪朝顔会の幹事さんに伺った、大輪朝顔の作り
方の概略です。さらに詳しく知りたい方や入会希望の方は、お手数ですが郵便で
大阪朝顔会まで直接お問い合わせ下さい。(残念ながら、大阪朝顔会のホームペ
ージ及び E-mailは、まだありません。)
1.種まきの時期と蒔き方
5月15日〜20日くらいに蒔いて下さい。種は、ヘソと呼ばれる部分の横をヤ
スリなどで内側の白い部分が少し見えるくらいに削り、6時間ほど水に浸します
。 蒔き方は深さ12cmくらいの箱を用意し、そこへ蒔き砂を用意します。まずよ
く散水し、深さ 2cmくらいのところに埋め、上から砂をかぶせて更に灌水します
。約5〜6日で発芽します。
2.小鉢栽培
双葉が展開した頃4号駄温鉢に取り上げます。培養土は、土・腐葉土・砂利
とモミガラ燻炭を少々加え混合し、培養土10Lに対し溶性燐肥30gを混合します。
植え付け後、鉢の両側にプロミック錠を1錠ずつ浅く埋めます。(または乾燥
肥料小さじ半杯ずつ)追肥として原液ハイポネックスの1000倍液を1週間に1度
鉢底より少し出るくらいの量を与えてください。日照通風のよい場所で乾燥気味
に栽培すると、すばらしく育ちます。
3.定植(本鉢栽培)
本葉が7〜8枚に成長した頃、鉢作りの場合は丹波焼きなどの7号鉢に、置
肥としてプロミック錠3錠(又は乾燥肥料大さじ1匙)ずつ鉢の両側に埋めます。
水肥として毎朝2週間は原液ハイポネックスの600倍液を、その後1週間は粉末
ハイポネックスの700倍液を、以降1週間はハイポネックス観葉植物液の600倍液
を与えます。
仕立て方としては、ツルを1本そのまま伸ばす方法と、本葉7枚目で摘心し
、本葉3・4・5枚目より出たツルのうち1本を残し、他はつみ取り最後に1本
だけ残す方法があります。いずれもツルを行灯に左巻きに巻き付かせます。行灯
の上段に達したらツルを止めます。水は朝1回か、昼にもう一度位にし、午後3
時以降は水は与えません。花の咲くまでは、しおれない程度に水を控えるのが上
手に作るこつです。花が咲きだしたら多量に水を与えて下さい。
4.その他
小苗でよく根が張ってきたときに、路地またはプランターなどに植えて楽し
むこともできます。苗の間隔は30cmくらいにし、肥料等は鉢栽培と同じに与えて
下さい。
大阪朝顔会の連絡先
〒558-0046 住吉区上住吉2-2-15 南野文彦 方 大阪朝顔会