2003年の花々
どうにも、アサガオ以外のヒルガオ科近縁種がメインになりつつあります。まあ、黄色の花を見てみたいという興味から現在の近縁種中心に移ってきた訳なので仕方がありません。2003年は、気候が涼しく播種も遅くなったため、ページの更新も遅くなりましたが、少しずつ画像を載せていければと思います。
○マルバルコウ:黄花種
ヒルガオ科の黄花となれば、こちらのマルバルコウの黄花種は外せません。ようやく種子を入手できたため、期待して育ててみましたが、開花も早く花色も澄んだ黄色で、黄花イポメアなどとは違った美しさがあります。花径が1.5cmほどと小さいのは残念ですが、多花性で次々咲くのは良いところです。どうも夏は高温で花弁が充分に開かなかったのですが、秋口になり涼しくなると綺麗に開花するようになりました。種子も予想以上に大量に採れましたが、悲しいかな雑草に近いことを思い出させてくれます。
○斑入桔梗渦葉紫覆輪桔梗咲
以前にも赤色の同じ系統を出しましたが、桔梗咲に斑入葉の木立を交配したものから、やっと花色など気に入るような花が咲きました。この紫色は濃い青色に近いのですが大好きな色ですし、きちんと八重に咲くところも申し分ありません。もっとも、八重咲きのため雄しべが花弁化して花粉が出にくく、結実が少ないのが欠点でしょうか。
○黄蝉葉茶大輪(団十郎)
これだけ色々なアサガオを栽培していながら、意外に大輪系はあまり栽培していませんでした。しかし、知人から種子をいただいたこともあって、遅れて蒔いた「団十郎」が開花しました。昔からの人気品種ですが、確かに何とも言えない渋い色合いです。
その他のアサガオ類
2003年に栽培した、アサガオやヒルガオ科の花の画像です。画像はリンクになっていますので、見たい花があれば名前をクリックして下さい。
○アサガオ(アフリカ系) 去年は遅く咲いたため種子が採れなかったのですが、今年は少し早く咲いたので何とか採種したいのですが、どうでしょうか。花は小輪ですが澄んだ色で花数も多いのは良いところで、もう少し早咲きだったらと思ってしまいます。
○黄花イポメア マルバルコウの黄花とともに、こちらも今年も無事に開花しました。同じ黄花系のIpomoea
ochraceaは色々と開花処理をしても結局は今年失敗したのに比べ、何もしなくとも開花してくれるのは有り難いのですが、花付きが鉢植えのためか今ひとつなのが残念です。